履歴が別々の場所に保存されている
点検報告書、監視アラート、異常対応、修繕履歴が、それぞれ別のシステムやフォルダに分かれて保存されています。
点検・監視・異常・修繕の履歴を設備単位で束ね、状態の変化と再発の傾向を可視化。次回点検の重点項目と、対応の優先度判断につなげます。

※画面・分析結果は開発イメージです。分析できる範囲は蓄積されたデータの粒度により異なります。
点検報告書、監視アラート、異常対応、修繕履歴が、それぞれ別のシステムやフォルダに分かれて保存されています。
同じ設備がいつ、どのような経緯をたどってきたのかを、横断して確認することが難しい状態です。
似た異常が起きたときに、前回どう判断し、何をしたのかを探すところから始まります。
実施した点検項目や初動対応が結果につながったのかを検証できず、運用基準の改善に結びつきません。
発電所、設備、部位、オーナー、契約条件をマスタとして持ち、点検・写真・報告書・監視アラート・異常・修繕・部品交換をその設備に紐付けます。
前回からの状態変化、再発している異常、要経過観察のまま残っている項目を時系列で表示します。
過去の所見と再発傾向から、次回点検で重点的に確認すべき箇所と項目を、根拠となる過去記録とあわせて提示します。
発電所・設備・協力会社別の異常傾向と対応実績を分析し、点検項目や初動ルールの有効性を振り返ります。
※画面・抽出結果は開発イメージです。抽出の精度は蓄積データの量と粒度に依存します。
| 現状のロス | 計測方法 | 導入後に見る指標 |
|---|---|---|
| 過去資料・異常履歴を探す時間 | 1判断あたりの検索時間 | 履歴確認時間 |
| 過去異常の見落とし | 再発時に履歴参照できなかった件数 | 履歴参照率 |
| 一律点検による非効率 | 重点外項目・追加確認の工数 | 重点項目の有効率 |
| 同種異常の再発 | 設備・原因別の再発件数 | 再発率 |
| 改善効果が見えない | 対応前後の指標有無 | 復旧時間・異常件数・停止時間の推移 |
改善幅はヒアリング・PoCで実測します。根拠が揃うまで削減率を断定しません。
監視システムによってはAPIが公開されていない場合があります。そのため最初からAPI連携を前提にせず、CSV出力、定期レポート、メール通知など、実際に取得できる形式を確認したうえで設計します。何を、どの頻度で、どの形式で取り出せるかは、ヒアリングとデータ確認の段階で一緒に整理します。
この点は設計の中心に置いています。オーナーごとの契約範囲、駆けつけ対応の有無、追加費用の発生条件、承認が必要かどうかをマスタとして管理し、アラート発生時にその発電所の契約条件と合わせて表示します。契約内容を都度確認する手間と、担当者による判断のばらつきを減らすことを狙っています。
国内リージョンのクラウド環境での運用を基本とし、アクセス権限を役割ごとに分ける設計を想定しています。貴社の社内規定や、オーナー企業との契約上の要件がある場合は、その条件に合わせて構成を調整します。具体的な要件は個別にご相談ください。
問題ありません。要件書やシステム化の計画は不要です。現在の点検表、報告書、異常対応の記録を拝見しながら、どの業務から手をつけるべきかを一緒に整理するところから始めます。
現在お使いの点検表・報告書・異常対応記録をもとに、どのデータを次回点検や駆けつけ判断へ活かせるかを整理します。完成した要件書は必要ありません。